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株と動きの傾向

東証1部の住友金属鉱山は日本を代表する「産金株」として有名です。
最近こそボックス圏で動いていますが、チャートをご覧になるとお分かりのとおり、2004年1月から2005年8月まで800円を挟むボックス圏で推移していたこの銘柄は、金の国際商品価格が高騰したことをうけて、1790円高値をつけたことは、記憶に新しいところです。
この動きの裏には、商品市況の「金」価格の騰勢が大きな影響を与えている訳ですが、この金価格の軌跡を追って見ますと、2000年10月の1オンス260ドル前後を底に最近まで一貫して上げ続け、ついに1オンス500ドルの大台に乗せたこともありました。
原油相場も同様のことがいえますが、東京株式市場と類似して商品市況でも資金の循環物色が旺盛なようです。
当然、原油市場で潤った「オイルマネー」は以前お話しました「強いドル」で相対的に割安な日本株を力ずくで買ってくるわけですから、東京市場が騰勢にあることも頷けます。
このような流れから、素材市況の高騰は住友金属鉱山のような個別銘柄を買う口実を与えながら、中長期的に全体の銘柄の水準訂正が更に顕著になってきたわけです。
裁定買い残が、5兆円と積みあがっていることから、目先調整局面もありましょうが、多少、短期の調整があっても、ロングで見れば日本株の上昇はまだ道半ばというところでしょう。
流れには逆らわずに、商品市況も参考にされながら投資にのぞむことを、一つのスキルとして、念頭において売買されると思わぬ良い結果が得られることでしょう!